蕪村の句
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つつじ野や あらぬ所に 麦畑
山鳥の 尾をふむ春の 入日かな
折もてる わらび凋れて 暮遅し
日くるるに 雉子うつ春の 山辺かな
富士ひとつ うづみのこして 若葉かな
山に添ふて 小舟漕ゆく 若葉かな
夕風や 水青鷺の 脛をうつ
白露や 茨の刺に ひとつづつ
小狐の 何にむせけむ 小萩はら
山は暮れ 野は黄昏の すすきかな
さびしさの うれしくもあり 秋のくれ
待人の 足音遠き 落葉かな
斧入て 香におどろくや 冬こだち
楠の根を 静かにぬらす 時雨かな
雪折や よし野の夢の さめる時
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